ケン・マスターズの個人ジムを利用している間いつもラジオが流れていなかった。今日は特別なゲストがいたからだ。リュウが来た、スパーリングをしていた。トレーニング機器は脇に寄せられスペースが確保されていた。聞こえてくるのは互いに腕や足を突き出す際に荒くなる二人の息づかいだけだった。

リュウに会うのは本当に久しぶりだった。リュウのおかげでシャドルーは倒され、無の波動も手に入れた。まるで別人のように見え、以前のような陰気な雰囲気はなく、小さなことにも喜びを見出すようになっていた。こんなに大きく笑う彼を、もう何年も見ていない

と、ケンは思った。

リュウは突進してくるパンチをかわし、それを押し退けてカウンターを繰り出した。ケンはバックダッシュで少しダメージを受けただけだった。

人生で最高の瞬間だ。リュウがここにいてくれるから、もっと良い。

二人は一瞬動きを止め、どちらが先に動くか様子をうかがった。 

オレたちの時間だ。

 

でも。

 

最高に気分がいいし、リュウもここにいるから、でも…

 

リュウの腕と脚が緊張した。

大きな腕、太ももが緩んだ道着を伸ばす…

リュウの舌が下唇を舐め上げる。

唇を舐めるその…

ケンも同じように緊張し、リュウの目を見つめる。

リュウの目は燃えている。オレらは二人ともとても楽しんでいる。くそっ、彼が攻め込もうとしている…!

ケンはリュウのパンチとキックの猛攻を防いだ。

 

それなのに、なぜ…今…?

ケンは自分の男根が硬くなり始めているのを感じた。

 

 

なぜ今こんなに興奮しているか?

 

 

必死に精神的なトリックを回転させて、それを追い払おうとした。しかし、リュウの飢えた視線が常に彼を戻した。

リュウにめちゃくちゃに犯されたい。長い間会っていないがそれ以上に長い間、オレたちは浮気していねえ

ケンは地獄の車輪で彼を投げようとしたが、体勢はだらしなく、リュウは地面でバランスを保つことができ、ケンのタイトなシャツを放さなかった。

へへ、よく読まれてるな

でも、それでケンがリュウに投げ飛ばされないようにしようとするのをやめるわけじゃない。 ケンの太ももがリュウの体にしっかりと巻きつき、リュウの股間をケンの股間にこすりつける。

 いいぞ、イチャイチャのチャンスだ

リュウがちらりと顔を上げた。ケンは欲情した目でリュウをじっと見つめたリュウが合図を送ってくれることを期待して。しかし、リュウはついにケンを床に寝かせた。

ケンはうめき声をあげて顔を上げた。「んん…」逆さまの視界の中で、リュウがケンの間合いを測り、ついに彼を投げ飛ばした。ケンは背中から落ちた。

どうして忘れていただろう、セックスよりも、食事よりも、リュウは戦いにすべてのモチベーションを注いでいる

ケンは恥ずかしさで顔をしかめ、「だから、オレはお前を超えられないんだ」とつぶやいた。

リュウは我に返り、筋肉の緊張が解けた。ケンに歩み寄り、「どうした?」

ケンは手を振って遮り、「ギブ、ギブ」と言った。

「本当にいいのか?」とリュウが助け起こした。

立ち上がったケンは期待通りの反応を確かめるようにリュウの目を見つめた。リュウは子供のようにがっかりした表情で見返した。ケンは心の中でため息をついた。

やはり、欲望のかけらもねえ

ケンはシャワー室に向かって歩き、立ち止まって笑顔で振り返った。「明日は会議がある。この顔をそれなりにきちんとした状態にしておかないとぜ。」

 

 

ケンの個人用更衣室としてはかなり広かった。 シャワーが2つ、横に置いてあった。 大きな壁掛けの鏡の横にはマットが投げ出され、2列の4人用ロッカーが向かい合わせに置かれ人用の代わりに収納として使われていた。 もう、ジムを使っているのはケンだけだった。

リュウはすでに白い下着姿になりシャワーの後に着る服を整理していた。ケンは吊るしてあった道衣を腰から外しロッカーの鏡で顔に腫れやあざがないか確認した。まだムラムラした衝動と葛藤してはいたがリュウにストレートに「やろうぜ」とは言えず、プライドが邪魔をしていた。

ケンは口に出して不満を漏らした。「ふ〜ん、時には盲目になることもある、お前。いや、試合に集中し過ぎなんだ。心を広く持たないと、多くのことを逃すことになる」

「集中し過ぎることが悪いことか?」とリュウは眉をひそめた。

ケンは思わず口走ってしまったことを申し訳なく思い正直に話すべき時が来たと思った。「…時々、お前の気持ちを測りたいと思うだ…オレに対して」とケンが言い、道衣のズボンがずり落ちた。

このとき、リュウはケンの言うことを何も聞いていなかった。思わずその光景に見とれていた。ぴったりとした黒のボクサーブリーフがケンの小さな尻を包み込み、同じ黒地に赤のラインが入った腿までのレギンスが、色白の肌をほんの数センチだけ外に見せていた。ケンのインナーのシャツは、背中の中心部を少し涼ませるために少しだけ上げられていた。

リュウの手は素早く伸び、肉付きの良い部分を掴み、太ももとお尻の間のくぼみを触り、驚きから全身の筋肉が緊張しているのを感じた。

「な…!」

言葉を言い終わる前にリュウはケンをくるりと回しまた格別の光景だった。持ち上げられたシャツからヘソが現れ可愛らしい玉袋が下着に支えられていた。ケンはすぐにバランスを取ろうとリュウの肩を掴んだが、引き寄せると、隙を与えなかった。ケンを自分に引き寄せ、腹にキスをし、下着の片側をずり下げ始めた。

「ケン…」リュウは彼を見上げた。長いまつげでさえ、光を隠すことはできなかった。

ケンは、スパーリング時に見たものと同じものをリュウの目の中に見た。飢えた炎だ。

ケンはすべてのおかしさから笑い、力を抜いた。その目が自分だけに向けられているのが好きだった。

 

 

ケンはリュウを鏡の壁際のマットに誘いロッカーの狭い場所よりも快適な場所に移動させた。

リュウは貪るようにケンにキスをし剥き出しの男根をケンの男根に擦り付けた。ケンはまだシャツとレギンスを着ていたがシャツは脇の下までたくし上げられ太いおっぱいが露わになっていた。

ローションが必要だとケンは思いそばのバッグに手を伸ばした。 振り返ったとき、興奮しすぎてローションのことなど考えられないリュウがケンの尻にちんぽのを獣のように押し込み始めた。 亀頭がケンの尻の肉に優しく挟まれるのを感じ、リュウはうなり声を上げた。

「ちょっと待って…!」そっと目立たないボトルでリュウの額を叩いた。「大きすぎるよお前。真っ二つになる必要はねえよ」

両方とも濡れてケンは四つん這いになってリュウを待ち望んでいた。ケンはちらっと上を見ると鏡の方を向いていて、後ろに自分と犯そうとしているリュウが見えた。

リュウは姿に興奮していた。 少し露出した脚の肌は、黒いタイツに覆われていることでより際立ち太ももには少し脂肪がついていた。 タイツは太ももの形をしっかりととらえむき出し足の指と踵まで。 「こんな姿は初めて見る…良い…」とリュウが呟いた。

先端を擦りつけケンのほとんど準備のできていない穴を探し当てると摩擦が許す限り速く押し込んだ。ケンは息を呑んだ。そんなことを予想していなかったのだ! ケンが何か言ったりする前にリュウは身を屈めて荒々しく突き立てた。 突き入れるたびに声はすでに荒れていた。 ケンはリュウに合わせて呻き声を上げた。リュウは男根が搾り取られていることを考えながらケンの尻にできるだけ深く食い込もうと一インチずつ辛うじて引き抜いた。ちんぽが搾り取られていることを考えるだけで、ケンが逃げないようにと、腰を強く握りしめた。

逃げ場などないのに、リュウの激しい腰の動きにケンは鏡の壁に押し付けられていた。 ケンの額が鏡に軽くぶつかり鏡に息がかかっているのが見えたがリュウはケンが体勢を変えようとするのを許さなかった。

いいか、これはもう後で最高のオナネタになるが…! 

ケンは体を押し戻して自分のスペースを確保しリュウはようやくそれに従いケンの体に腕を回して固いおっぱいを揉みしだいてから自分も腰を下ろしてまっすぐ座った。大きな乳首を親指で挟み軽く引っ張っておっぱいを弄んだ。

この体勢では脚には負担が大きすぎた。「リュウ、動かしていい?」ケンは息を切らしながらリュウのタッチと男根が壁に押し付けられることで体がビクビクと震える中そう優しく言った。リュウは静かに後ろのウェイトベンチにもたれかかりケンの太ももを持ち上げてケンのおっぱいに押し付けた。

鏡を見せられたケンは長いちんぽで何度も跳ね上げられながら自分が必死にリュウの太ももにしがみついているのを見た。 気まずい顔をしないようにしながらもリュウのちんぽが自分の内側をマッサージしているのを見てセックス中の自制心は消え失せた。 あまりにも気持ち良すぎてすでに唇から唾液が滴り落ちているのがわかった。

リュウはようやく鏡に目をやった。最初は少し驚いたが自分の見たいものを試してみた。ケンを犯しながらケンの太ももを広げ陰嚢が揺れるのを見た。さらに激しくケンを突いた。

「リュウ…あぁ…!」ケンは喘ぎながらリュウの名前を繰り返した。

ケンは鏡越しにリュウをちらりと見た。リュウが突然夢中になっていることに驚いた。目は鏡に映ったケンの目から離れない。

再び少し冷静さを取り戻したケンは、鏡に向かって笑いながら呟いた。「良い光景だろうか?」

リュウは何も答えなかったが静かに見つめ返した。ケンは半眼でリュウを見つめ乱れた髪を揺らし、口元は緩み、濡れた舌がわずかに外に出ている。リュウは硬直した。そして、ケンの太ももを力強く抱きしめ完全に持ち上げた。

激しく突き刺さった。ケンは自分の股間が太ももの間に押しつぶされ、必要な摩擦を得ているのがわかった。

2人とも、その新しい感覚に息を呑んだ。ケンはさらにそうだった。リュウの太ももを抱きしめるようにリュウが突くたびにちんぽと睾丸が強く擦られた。

すぐに絶頂に達し精液が膝とすねに飛び散った。残りはちんぽを伝って滴り落ち睾丸に溜まった。

しかし、リュウは休むことなく何度も何度も突き続けた。

もうすぐでイキそう… ケンはリュウが果てるまでなすがままだった。 呻き声が歓喜の叫び声に変わるとケンは星が見えるようになった。

リュウはケンの背中に顔を埋め感覚に集中した。 こうして抱き合うとリュウが中で射精してほしいと懇願しているかのように、内部はきつく締め付けられた。

最後の突き上げでリュウは腰を反らせ精液が噴き出すようにケンの男根にケンの体を押さえつけた。

最後の一滴を搾り取るかのようにリュウはもう一度腰を前に突き出し、そして力の続く限り優しくケンを離し今度はケンがリュウから滑り落ちようとした。

ケンは崩れ落ち自分がどんな風に見えているかなど気にもとめなかった。龍は彼の横に倒れついに膝に力が入らなくなった。

荒い息遣いがロッカールームに響き渡った。

「足が動かないぜ」とケンは小声で笑った。

龍はまだ息を整えられず顔をしかめたままだった。体を起こそうとしたがすぐに諦めた。

「俺も…」と彼は顔の力を抜いて言った。そして、ケンに覆いかぶさるようにして、ケンの背中にキスをし始めた。

リュウの手がふくらはぎのレギンスの縁を弄んでいるのを感じ、そして、精液とローションが太ももに滴り落ちるのを感じた。リュウはきっとそれを見ていたに違いない。そう思うとケンは赤面した。

ケンは自分がどれほど汚れているかを実感し始めていた。

軽く抵抗して体をくねらせたがリュウが口を開いたので体が固まった。

「こんなに惹かれるとは思わなかった」

リュウの指が生地と肉の間から内股に向かって這いずり回った。彼は生地に沿って触れ突き出た小さな肉に魅了された。

ケンはリュウがまた逃げ出そうとする前にリュウの行動を面白がりながらしばらく眺めていた。

「脱がせてくれればシャワーを浴びられるのに」とケンは冷静を装ったが顔は熱くなった。精液とローションがさらににじみ出てくるのを感じた。

リュウが尻の肉の片側を引っ張るのを感じてケンは飛び上がった。

ケンは抵抗しようとしたがようやく力が戻ってきたばかりだった。リュウは片腕で彼をしっかりと抱きしめもう片方の手で優しく彼の痛む腫れ上がった穴を触った。 それに反応して彼の穴がヒクヒクと動いた。

「痛いの?」と彼は呟いた。

ケンは振り返りリュウの目がうっとりと潤んでいるのが見えた。

リュウはちらりと顔を上げた。「ケン…」

リュウはケンを仰向けに寝かせ、彼の裸のおっぱいに精液のシミがあるのに気づいた。彼はそれを舐め、ケンは驚いて息が詰まった。彼は、ケンが大きく突き出した乳首を貪るように吸った。

彼は動きを止め、ケンの肌に囁いた。「頭がはっきりしない。もっと欲しい」

マットに横たわりおっぱいと腹に汗と精液の光沢を浮かべたケンの姿をもっとよく見ようと両手で体を起こした。彼のシャツはおっぱいの上でまだきつく巻かれていた。太ももはぴったりとくっつき太ももを圧迫するサポーターが太い太ももをしっかりと締め付けていた。

リュウは片膝をつかんで足を広げ赤く腫れ上がったケンの尻をさらけ出した。

思わずケンはリュウを突き飛ばそうとした。

「…シャワーを」

「…あっなるほど!」

「…え?」

「湖で泳いだときのこと覚えてる? でも、君は前に日焼けしたことがあってだからシャツと下着を着ていたよ?」

その湖で泳いだ回数が多すぎてどの時だったか思い出せなかった。いつも裸で泳いでいたが一度日焼けをしてからケンは用心深くなった。

リュウが続けた。「君が先に湖から上がって、俺は…」

「ああ、あの時だ!」ケンが口を挟んだ。

リュウはうなずいた。彼の目は、ケンの体の上をさまよっていた。濡れた肌に髪の毛の一部が張り付き、呼吸に合わせて大きな乳首が動く。レギンスの下のヒップと柔らかい男根が見え隠れし、太ももを覆い隠している。彼は落ち着こうとしてから、話を続けた。「君が湖から上がったとき、まるで雷に打たれたような気がした。シャツの襞の間から肌が見えて、下着を着けていないも同然だった。今まで見た中で一番美しかった。俺は…」

リュウは言葉を選ぶように一呼吸置いたが、それでもケンを見つめる視線は止まらない。「水から上がって、シャツの上から見える硬くなった乳首を触ってみたいと思った。立ったままでもいいから、すぐにでも君の中に入りたかった。君が何を望んでいるかなんて考えもしなかった」

リュウは真剣な表情で言った。「初めて『ケンとやる』と思った」

ケンはリュウの口調と話に驚いて鼻で笑った。リュウの変わらぬ真剣な顔を見て、笑いをこらえるのに一層力を入れた。これは、リュウが自分のフェチに気づいたということだろうか? 妙に愛らしい。

ケンは声を抑えていたが顔はそうはいかなかった。「じゃあ、なんでしなかったの? その頃にはもういちゃいちゃしてたぜ」

リュウはケンのニヤニヤした顔を見て、冗談であることに気づいた。「はっはっ…実は、殺意の波動だったん怖かった…闘争本能に似たものを感じた。一瞬で勃起したし、思いもよらないことだった」

ケンは静かに聞いていた。リュウは自分が何も言わないことに気づくと、ケンが感じていることを口に出した。「今、考えるとあれはバカだったな」

リュウの笑顔にケンは笑ってもいいと思った。「バカだな、オレたちのはいつもいきなり勃起するのに。思春期、ホルモン、その他諸々」

「確かに…でも、もし外に出たら、絶対…しちゃうと思った」

ケンはため息をついて過去の自分を嘆き、リュウに向かってまつげを上げた。リュウがまた自制しているのがわかった。彼は足を突き出し、硬くなったリュウのちんぽに押し付けた。リュウはうなり声をあげ、彼の足を掴んだ。リュウはちらりとケンを見上げ、「シャワー室でオレを犯さなかった埋め合わせをすればいい」とケンが答えた。ケンは首をかしげ、シャワー室の方を向いた。

リュウの目は飢えたようにケンを睨みつけ、四つん這いになって彼の上に這い上がろうとした。ケンはニヤリと笑うと、彼から離れて後ろに下がり、二人の真後ろにあるシャワーの方へ移動した。

 

END

読んでくれてありがとうございます!!英語でのお話はもとより、日本語の文章や文法もあまり得意ではないのですが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。描きたいシーンが多すぎて、1つに絞るのはとても大変でした。

筋のないエロ漫画を書きたかったのですが、結局、ちょっとした筋ができてしまったようです。(笑)